2016年10月2日日曜日

尾張国の寺社巡り(真清田神社、国府宮、甚目寺~久国寺)

尾張国の寺社を巡ることにした。
大阪から高速バスで名古屋へ、そこからJRで尾張一宮へ向かう。駅名の通り一宮である真清田神社が近くにある。
駅から歩いて真清田神社へ。神社の前では日曜市みたいなイベントをして人が集まっていた。

真清田神社
真清田神社 社殿
真清田神社の御朱印
神社の目の前、門前罰となっている商店街を抜けて駅に戻る。
今度は名鉄で国府宮まで行く。こちらも駅名にも国府宮へ向かう。正式には尾張大国霊神社という。
鳥居から大きな参道が道のど真ん中にある。
参道がつきるあたりに大きな楼門がある。

国府宮 一の鳥居
国府宮 楼門
拝殿前の目隠し(?)
後で他の神社にも行って気づくのだが、名古屋の神社は上の写真のように拝殿前に目隠しのような壁があるのが特徴のようである。他の地域では見ないものである。なぜこういうものを作っているのだろうか?おかげで神社の写真が撮りにくい。。

国府宮 社殿
国府宮の御朱印
また名鉄に戻り、甚目寺に行く。甚目寺は須ヶ口から乗り換えた支線にある。
駅を出て広くない道を歩く。5分ほどでお寺に着く。結構大きい。
甚目寺は597年に建立された「法隆寺や四天王寺に次ぐ我国有数の古刹」とのことである。
近所の家族連れなどが境内で遊んでいたりと結構賑やかである。

甚目寺 山門
三重塔や六角堂などは古びた建物であるが、本堂は赤で彩色された派手な感じである。

甚目寺 本堂
甚目寺は尾張四観音の1つと東海三十六不動尊の札所でもあるということで、2種類の御朱印をいただいた。

甚目寺の御朱印 (御本尊)
甚目寺の御朱印 (不動尊)
甚目寺 六角堂
甚目寺 三重党
甚目寺の隣に神社があるのをみつけたので、寄ってみる。
漆部神社との名前があった。延喜式内社らしい。また名前の通り、ぬりものに関する神社とのこと。

漆部神社
漆部神社 社殿
こちらの神社も社殿の前に目隠しのような壁がある。

漆部神社の御朱印
甚目寺の東隣に小さなお寺がある。大徳院という。
ここも598年の創建とのことで、甚目寺の翌年である。
尾張三霊場の1つとのこと。御本尊は恵比寿大黒天ということで、境内にも恵比寿天と大黒天が並んでいる。

大徳院 本堂
大徳院 恵比寿様と大黒様
大徳院の御朱印
電車で名古屋まで移動し、今度は地下鉄に乗って中村日赤駅で降り、中村公園に向かう。
公園の中に豊国神社がある。神社の名前の通り豊臣秀吉公を祀っている。
この辺で秀吉公が生まれたらしい。また摂社として加藤清正公を祀った清正公社もある。清正公は秀吉の隣の家で生まれたとの説もあるらしい。
熊本地震が起きて1ヶ月。熊本復興の祈りも込めて清正公の御朱印も用意されていた。それほど大きくない神社であるが、参拝者は結構多かった。

豊国神社 鳥居
豊国神社

豊国神社の御朱印
豊国神社 清正公社の御朱印
豊国神社のすぐ近くにある常泉寺に行く。常泉寺は太閤山との山号がある通り、秀吉公に関係するお寺である。秀吉公の廟堂として創建されたり境内に産湯の井戸があったり、秀吉公お手植えの柊があったりする。

常泉寺
常泉寺の御朱印
次は常泉寺の道を挟んで隣にある妙行寺に行く。こちらは清正公誕生の地とのこと。神社も2人並んでいるが、お寺の方も並んでいる。
妙行寺 清正公誕生の地とある
妙行寺 本堂
妙行寺の御朱印
さて、この日の最後の訪問地として久国寺に行く。行くのはちょっとめんどくさい。
地下鉄で栄まで行き、名鉄瀬戸線に乗って清水駅で降りて、5分ほど歩く。
ここは名古屋に来た時に行きたいところの1つであった。何があるかというと岡本太郎氏が作った梵鐘があるのである。

久国寺 山門
久国寺 本堂
久国寺 梵鐘 (岡本太郎作)
岡本太郎作の梵鐘は角のようなものがにょきにょきとたくさん出ており、鐘には抽象的な人の姿のような模様が彫られている。

久国寺の御朱印
さて、この日の巡拝はこれでおしまい。

1日中歩き回ったのでさっそく喉を潤す。
栄駅まで戻り、駅の近くにあるクラフトビールのお店、「CRAFTBEER KEG NAGOYA」へ。
混んではいたが、独りだったのでカウンターに座れた。

CRAFTBEER KEG NAGOYAにて
ビールは休憩と時間つぶしで軽く済ませ、本命の夕食であるひつまぶしのお店へ。

西本 ひつまぶしのお店
ひつまぶし




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能登一宮と二宮(気多大社、天日陰比咩神社)

所用で和倉温泉に行った翌日、フリーの日で石川県の神社を訪れる。
和倉温泉駅から金沢方面に列車で向かう。七尾駅で列車を乗り換え、まずは能登二宮駅で降りる。駅名からわかる通り二宮がこの近くにある。駅から神社までは約2km、バスとかはないので、歩いて神社までいく。
田んぼの中を歩いて神社まで。7月で天気も良く暑い。山裾の木立が並ぶ中に神社がある。
山は天日加氣山といい、天日陰比咩大神を祀っているらしい。また境内地に伊須流支比古神社も併せて二社が鎮座しており、そこから集落名、神社名が二宮となったのが由来らしい。鎌倉時代には能登の一宮に次ぐ二宮としても指定されたとのこと。官幣社、延喜式内社でもあり由緒正しい神社である。
境内には水もたくさん流れており、清らかな感じがする。

天日陰比咩神社
天日陰比咩神社の御祭神は屋舩久久能智命といい、草木や建造物の守護神とのこと。こういう生物以外の神様というのは珍しい気がする。

天日陰比咩神社 社殿
なお、ここは二社を祀っているということもあり、御朱印が4種もあった。

天日陰比咩神社の御朱印
二宮神社の御朱印
伊須流支比古神社の御朱印
久氐比古神社の御朱印
久氐比古神社というのはここではないが、この近くにある神社と言っていた。

また駅まで30分かけて歩き、電車で移動。今度は羽咋駅で下車。

神社までのバスの時間があまり適当なのがなかったが、駅でレンタサイクルを見つけたので、自転車を借りて気多大社まで行くことにする。

気多大社
気多大社の社殿
気多大社の御朱印
檜皮葺の屋根の社殿が古色蒼然としている。また拝殿の壁の扉が開け放たれていたので、境内の広さも合わせて明るい雰囲気があった。
こちらの御朱印帳を買おうと思ったが、人気があるらしく、ちょうど私の直前の人が買い求めてそれで在庫がなくなって買えず。

気多大社の隣に神宮寺である正覚院があったので、寄ってみる。

残念ながら人気がなかったので、広くない境内にちょっと入ってみただけで終わり、また自転車で駅に戻る。

気多大社の神宮寺、正覚院
正覚院の護摩堂

羽咋駅に戻る前に、羽咋神社というのを地図で見つけたので寄ってみる。

羽咋神社
羽咋神社も延喜式内社で、由緒正しい。残念ながら拝殿の補修工事中で全体を覆われていたのでよく見えず。また社務所も閉まっており御朱印をいただけず。

駅に戻って、電車で金沢に移動した。




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