2017年9月30日土曜日

広島県福山市の神社1(明王院、草戸稲荷神社)

広島県福山市の寺社を巡ることにして、福山駅前でレンタサイクルを借りる。
ここのレンタサイクルは1日150円と格安であり、6時~23時と長時間借りることができる。駐輪場が管理しているから営業時間が長い。観光協会がやってると9時~18時とかが多いからね。

福山駅から西の方、芦田川西岸にある明王院に行ってみる。駅から2.5km、自転車だと15分くらいか。歩くと40分近いくらい。
このあたり、草戸町は平安時代から港町として反映した歴史ある地域である。現明王院の本堂は鎌倉時代の1321年、五重塔は南北朝時代の1348年にそれぞれ建立されており、国宝に指定されている。赤茶系の色で塗られていて、少し華やかさもありつつ落ち着いた感じがする。

明王院の本堂(右)と五重塔 いずれも国宝
御本尊は十一面観音であり、中国観音霊場第八番の札所でもある。寺務所で御朱印をいただく。

明王院の御朱印

次は、隣にある草戸稲荷神社に行く。
芦田川の脇の流れに朱塗りの太鼓橋があり、川岸に道路があってすぐ鳥居がある。
ここは背後にすぐ山が迫っており、本殿は山肌に高い建物を建てている。
造りは違うが高い位置にある本殿と言うことで佐賀の祐徳稲荷神社を思い出す。
本殿からの見晴らしはいいらしいが、本殿に上がれるのは16時まで。残念ながらすでに16時を過ぎてしまっている。御朱印をもらって終わる。

草戸稲荷神社 鳥居と本殿
草戸稲荷神社の御朱印

この日は福山駅前のホテルに泊まる。
近くの居酒屋にいって地元の魚などを食べる。「魚鮮」という名前のお店。
地元の人で賑わっている。なかなか良いお店だった。
イサキの刺身

ちいいかの天ぷら






広島県呉市の神社(亀山神社、高尾神社)

実家に帰省した折に、地元の神社を訪れた。つまり、広島県呉市は私の出身地である。
広島駅で新幹線から呉線の電車に乗り、呉駅まで行く。
今まで車で帰ることがほとんどだったので、呉駅まで電車に乗るのも何年かぶりである。
初めて大和ミュージアムに入り、改めて呉の歴史を学んだ。
大和ミュージアム
呉駅近くで昼食を取り、亀山神社まで歩いて行く。
亀山神社は呉駅から東の方に歩いて20分ほど、休山の麓にある。この神社には小学生の頃に秋祭りで1、2回くらい行ったことがある程度であり、その時に山道の急坂を上った記憶しかない。
本通りという名の通りを過ぎた辺りから上り坂が始まる。車道から参道に入ってもさらに上り坂が続く。周りの風景の記憶は残念ながらない。
参道を上ると割と平らな地面が広がっていて、境内は結構広い。この日はお盆後の平日なので、人は少ない。
亀山神社は主祭神を仲哀天皇・神功皇后・応神天皇とする、呉市の氏神様である。鎌倉期から現在の宮司につながる家系が連綿と続いており、現在の宮司で32代だそうである。すごいな。
お参りをして社務所で御朱印をいただく。

亀山神社 鳥居

亀山神社 境内

亀山神社 社殿

亀山神社の御朱印
さて、バスで山の中の焼山地区に行く。ここは呉市のベッドタウンである。
昭和市民センターというバス停で降り、歩いて数分の高尾神社に行く。
ここは小学校の通学路に近かったこともあり、小学生のころは近くで遊んだ記憶もある。
まさか大人になって御朱印をもらいに来るとは思わなかった。
大きな木の近くで遊んだ記憶はあるが、神社の本殿とかの記憶はない。こんな感じだったかなぁ?と思いながらお参りをした。
ここも鎌倉時代には存在しており、永禄年間(1560年頃)には現在地に遷座したとのこと。昭和8年再建の社殿はそんなに古くはないが木造瓦葺きで趣を感じる。ここの御祭神は奇しくも亀山神社と同じである。
自分が御朱印をもらった後に、1人の女性が御朱印をもらっていた。どこから来たのか知らぬが、こんな田舎までよく来たなと思う。

高尾神社 鳥居

高尾神社 社殿

高尾神社の御朱印

これでおわり、実家に帰る。