2017年1月15日日曜日

京都府八幡市~大阪府枚方市の寺社巡り(石清水八幡宮、片埜神社など)

この日は京都府八幡市の石清水八幡宮から始める。
京阪電車にて八幡市駅まで行き、ここで男山ケーブルに乗り換える。石清水八幡宮はここ男山の山頂にある。

男山ケーブルの八幡市駅
ケーブルで登った駅は男山のちょうど北側にあり、八幡宮は南寄りにある。山上で南側にある三の鳥居まで行ってから参道を歩き、境内に入る。

石清水八幡宮 三の鳥居
石清水八幡宮 社殿
この日は2015/10/18なのだが、ちょうど2日前に文化審議会が石清水八幡宮を国宝にするよう答申したということで、あちこちにそれを知らせる掲示がされており、神社とその周辺は喜びに包まれたような雰囲気がした。

石清水八幡宮の御朱印
ケーブルカーで八幡市駅に降りて、参道入り口の方に向かって歩くと、一の鳥居と頓宮がある。頓宮自体も比較的大きい建物だった。

石清水八幡宮 一の鳥居
石清水八幡宮 門越しに頓宮を見る
ここから少し歩き飛行神社に行く。
少し趣の違った神社で、もともとは明治時代にゴム動力プロペラ式飛行器の飛翔実験に成功した二宮忠八が、後進の航空殉難者の尊霊を慰めるよう祀ったのが始まりだそうである。

飛行神社 縁起略記

飛行神社の御朱印
八幡市駅に戻り、走井餅で休憩する。東海道五十三次の大津宿の絵にも描かれている走井餅が発祥。最初大津にあったお店が八幡にもお店を出し、続いているもの。大津のお店は程なくして廃業。250年もの歴史を有するお店である。


走井餅
次は京阪で淀駅近くにある與杼(よど)神社へ行ってみる。ネット上では御朱印があるとの情報だったが、私が行った時は人気がなく、わざわざ尋ねるほどでもだったので、あきらめてお参りだけした。

與杼神社 本殿

次はまた京阪に乗って大阪方面に戻り橋本駅で降りる。駅から5分ほど歩いたところに久修園院がある。西国愛染霊場の第十二番札所である。
門は閉まっていて、インターホンを押して開けてもらう。中に入ると愛染明王を拝観させてくださった。お堂に派手さはないが立派な愛染さんだった。

久修園院 愛染堂
久修園院の御朱印
また京阪電車に乗って大阪方面に移動し、今度は牧野駅で降りる。駅から5分ほど歩いたところに片埜神社がある。延喜式内社でもある、古くからの神社。そして豊臣秀吉が大阪城を築城する際に、鬼門鎮護の社として定めたそうである。そのため御朱印には大きな般若の印が。なかなかインパクトがあって記憶に残る印である。

片埜神社 鳥居
片埜神社 拝殿
片埜神社の御朱印
次は枚方市駅まで移動し、そこから京阪交野線に乗り換え、1駅隣の宮之阪駅で降りる。駅から東向きに坂道を登って7分ほど。百済王神社がある。百済の国の流れを汲む百済王氏を祀った神社である。

百済王神社 鳥居
百済王神社 拝殿
百済王神社の御朱印
この日の最後は意賀美神社。枚方市駅から歩いて7分ほど。ここも小高い山のようになっていて、急な坂道を登って神社に行く。境内は木が生い茂ったりして、広さは感じない。ここも延喜式内社で歴史が古いみたい。

意賀美神社 鳥居
意賀美神社 社殿
意賀美神社の御朱印

この日の参拝は以上で終わり。